JETCHECKERコラム編集部
レジが複数台ある店舗で、レジ締めを担当されている方は「毎日毎日、どうしてレジ締めに時間を取られているのだろう」とお思いかと思います。以下では、レジ締め作業を短縮するために、当社 Jetchecker がお役に立てる5つのポイントをご紹介いたします。
店舗ビジネスの経営者の方が、「10年で経費が25%アップ」と聞くと、経営を大きく圧迫する要因であることは疑いないかと思います。
この25%という数字は、2009年から2018年の間で、東京都の最低賃金が791円 (2009年) から 985円 (2018年) となった増加率を表しています。小売業の業態にもよりますが、経費項目の中でかなりの割合を占める人件費が25%もアップするということは、ただ事ではありません。
10年前からビジネスを続けている企業で、売上や利益が25%以上伸びて、人件費はそこまで伸びていない企業であれば、特に問題はありません。しかし、人件費の伸びほどに売上が伸びていない場合は、売上に占める人件費の比率が徐々に高まっているのではないでしょうか。
10年前と同じ作業を、同じ手順で行っていては25%増加したままの人件費を支払うことになってしまいます。よって、業務の無駄をカットする「時短」が非常に重要になります。
仮に、985円で月20日働いている1人のアルバイトの作業を1日10分短縮させるだけで、1年で約4万円の経費節減になります。これが10人であれば1年で40万円です。お客様に接している時間以外の時間、例えば業務開始前や業務終了後の時間をいかに時短するかは、経営力に直結する問題です。
当社の紙幣計数機である「Jetchecker」は、これまで世界の大手銀行に数多く採用され、紙幣計数の迅速さと正確さにより、働く人の時間の無駄を削減してきました。そんな Jetchecker を使うことの5つのメリットをご紹介します。
紙幣計数機には、「1ポケット式」と「2ポケット式」がありますが、Jetcheckerは2ポケット式を採用しています。このポケットとは、計数が終わった紙幣が出てくる場所を指し、「正しく計数が終わったポケット」と「エラー紙幣ポケット」の2つに分かれています。
1ポケット式の場合、紙幣の読み取りエラーが発生するたびに、すぐに計数がストップしてしまいます。このため、エラーとなった紙幣を取り除いて、再び計数をスタートしなければなりません。紙幣の枚数が少ない場合はよいですが、枚数が多い場合は1どの計数で複数回のエラーが発生し、発生するたびに計数やり直しとなってしまいます。これは、地味ではありますが、「無駄」であることは間違いありません。
2ポケット式の Jetchecker を利用すると、紙幣エラーがあった紙幣はエラー紙幣ポケットに送り、最後まで計数を行います。よって、紙幣計数を行う人は、計数が完了した後にエラー紙幣だけ再度計数をやり直せばよくなります。都度都度の計数エラーで、地味に時間を持っていかれてきた方にとっては朗報です。
紙幣計数機には、「1度に1種類の紙幣しか計算できない」ものがあります。この場合、別々の紙幣が混ざっている場合は正しく計数が行えないため、紙幣の中から別な種類の紙幣を取り除く作業が必要となります。
Jetchecker の場合は、お札の種類が混ざっていても正しく計数が行えます。例えば、1万円札、5千円札、2千円札、千円札をまとめて投入し、計数を一度に行えます。
レジでお客様にお釣りを支払う際には、お札は別々になっているほうがよいですが、計数する際は時短のために全部まとめてやってしまいたいという方も少なくないと思います。Jetcheckerは、こうした小さな作業を時短できる紙幣計数機です。
小売業の業態にもよりますが、紙幣の向きをそろえておつりを渡す、いわゆる「面揃え」が必須という業界は少なくありません。紙幣計数機を用いていない場合は、これを手作業で行いますが、地味に時間が取られる面倒な作業です。
Jetchecker であれば、たった2回機械に通すだけで、一瞬で面揃えを行えます。
他の業態と比べて、小売業は圧倒的に多くの紙幣を扱いますので、この作業で圧倒的に時間を節約できます。「これまで面揃えをしたいと思っていたが、時間がなくてできなかった」という小売店の方でも、手軽に面揃えが可能となります。
レジに入れておく紙幣を準備するときに、「5千円札は何枚」「千円札は何枚」と計数することは多いかと思います。ただ、レジの数が多い場合、この「特定枚数を計数する」のがかなり面倒になります。特に、レジ担当交代時に毎度ドロワーを入れ替えている店舗だと、ドロワー交換のたびに指定枚数の紙幣を準備しなければならないので、手間が激増してしまいます。
Jetcheckerであれば、決まった枚数ずつ計数できます。紙幣をまとめてJetcheckerにかけると、指定枚数分だけを計数してくれ、紙幣ポケットに入れてくれます。紙幣ポケットから紙幣を取り出すと自動的に計数を再開してくれるので、非常に手軽です。
これまで手で「20枚ずつ」「50枚ずつ」、何度も何度も数えてきた店舗であれば、驚くほど時間が短縮できます。
店長や経営者の方は、紙幣の計数ミスが生じると「従業員が何やったのではないか」と疑いたくなってしまいます。そして、従業員の方も「もし計数ミスがあったら疑われる」と思うと、紙幣計数は誰にとっても精神的なストレスがかかる作業といってよいでしょう。
Jetcheckerを用いて計数を行うと、いわゆる人間が起こすような計数ミスは一切起こりません。Jetcheckerは、世界で最も大きな銀行である「中国工商銀行」や、「ドイツ連邦銀行」(ドイツの中央銀行。日本の『日本銀行』に相当)で採用されており、「大量の紙幣をミスなく正確に、そして瞬時に計数を行う」実績があります。
レジ締め時の計数のたびに、店長や経営者が従業員を疑い、従業員が不安になるような計数はもうやめにしましょう。Jetcheckerで、誰にとってもストレスのない紙幣計数を行いましょう。
大手小売業を中心に、自動釣銭機が増加しています。しかし、自動釣銭機があるからといって、紙幣の計数が不要になるわけではありません。
自動釣銭機があったとしても、レジ締めは当然発生します。レジ締めが発生するということは、紙幣の計数が必要になるということです。
自動釣銭機を販売する企業が、「レジ締め作業が不要」になるような宣伝文句で営業している場合がありますが、実態は異なります。自動釣銭機は、レジ締め作業を軽減できますが、レジ締め作業をなくすことはできません。そして、Jetcheckerは自動釣銭機で軽減した作業を、さらに軽減する役割を果たします。
自動釣銭機とJetcheckerは、いわば「お互いを補い合う『時短のパートナー』」のようなものです。