「新紙幣が発行されたら、今使っている紙幣計数機はちゃんと対応できるのか?」
そんな不安を感じたことはありませんか?
紙幣の刷新は、偽造防止技術の進化に伴い、定期的に世界中で行われています。
しかし、紙幣計数機のソフトウェアが正しくアップデートされていなければ、新紙幣を認識できず、業務に大きな支障をきたすリスクがあります。
本記事では、
・新紙幣発行に伴うアップデートの仕組み
・紙幣計数機メーカーの対応体制
・確実に新紙幣対応できる機種選びのポイント
について、わかりやすく解説します。
記事後半では、世界中の通貨に対応する「JETCHECKER」シリーズについてもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください!
紙幣計数機が新紙幣に対応するためには、機械内部の「識別ソフトウェア」を更新する必要があります。
具体的には、次のいずれかの方法でアップデートを行います。
・USBやSDカード経由でのアップデート
新紙幣対応ソフトウェアを記録メディアにコピーし、紙幣計数機にインストールする方式。
・インターネット経由でのアップデート
紙幣計数機をネット接続し、アップデートデータを直接ダウンロードする方式。
ソフトウェアを更新後、紙幣計数機を再起動すれば、新紙幣に即対応できます。
ここで重要なのは、「メーカーがすべての新紙幣に迅速対応できるか?」という点です。
紙幣刷新は日本だけではありません。
近年でも以下のような新紙幣が世界中で発行されています。
発行年 | 通貨・紙幣 |
---|---|
2013 | EUR (5ユーロ) |
2014 | EUR (10ユーロ) |
2015 | EUR (20ユーロ) |
2016 | AUD ($5)、GBP (£5) |
2017 | AUD ($10)、EUR (50ユーロ)、GBP (£10) |
2018 | AUD ($50)、HKD ($20, $50, $100, $500, $1,000) |
2019 | CNY (1元、10元、20元、50元)、AUD ($20)、EUR (100, 200ユーロ) |
2020 | GBP (£20)、AUD ($100) |
2021 | GBP (£50) |
2024 | GBP (£5, £10, £20, £50)、JPY (1,000円、5,000円、10,000円)、PHP (50ペソ、100ペソ、500ペソ) |
紙幣計数機メーカーは、こうした世界中の新紙幣動向をリアルタイムで追いかける体制が求められます。
当社が提供する「JETCHECKER」シリーズは、台湾の有力メーカーが開発・製造しており、
日本国内はもちろん、アジア・ヨーロッパ・中東地域など広範囲で利用されています。
このため、
・各国で発行される新紙幣情報を早期にキャッチ
・ソフトウェアアップデートを迅速に開発
・世界中で安定した運用が可能
という体制を実現しています。
外国通貨を扱う事業でも、安心してご利用いただけます!
新紙幣発行は、紙幣計数機にとって避けて通れない課題です。
アップデートに迅速対応できるメーカーの製品を選ばなければ、後々大きな業務リスクを抱えることになりかねません。
JETCHECKERシリーズなら、国内外の新紙幣発行にも迅速・確実に対応。
安心して長期運用できる、信頼性の高い選択肢です。
混合金種紙幣の一括計数を正確・スピーディーに行うことのできる、1ポケット仕様の計数機です。1ポケット仕様にすることで構造をシンプル化し、小型化を実現。上位機種であるジェットチェッカーDPに蓄積された技術とノウハウを余すところなく反映することで、低価格ながら上位機種と同等の性能と信頼性を実現しました。
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